2013年5月1日〜18日まで、ケニアのナイロビに滞在制作に行ってきます。
アーティストの田口行弘さんと共に行います。僕たちの滞在制作中にナイロビを同行するツアーもあります。もしナイロビにご興味がある方は、こんなチャンスは滅多に無いので、ご参加してみてはどうでしょうか。素晴らしい機会を下さった、西尾美也さん、咲子さんに感謝します。
http://www.nairobi-artproject.jp/projects/nairobi_residence2013.html
ツアー詳細
http://news.nairobi-artproject.jp/?eid=28
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世界で活躍する日本人アーティストをケニア共和国の首都ナイロビに招聘し、ワークショップと講演、滞在制作を行います。2011年3月の「ナイロビレジデンス」に続く2回目の実施。今回は、美術家の田口行弘と音楽家の蓮沼執太の2名が参加します。アフリカの現代都市という刺激的で思索に富む制作環境を日本人アーティストに提供するのみならず、地域住民と地元アーティストにとっても同時代の日本から生まれた新しいユニークな表現手法を知る貴重な機会となるでしょう。アーティスト2名はナイロビ市内各地でワークショップを開催し、地域住民の参加をえながら楽曲制作と映像制作に励みます。作品発表の会場として、地域住民が日頃から音楽と映像を楽しんでいる大衆レストランバーと公共交通機関の車両内部を使用予定。また、ナイロビを代表するアートセンターで現地アーティストを対象とした講演会を催して交流をはかります。
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同行するアーティスト田口さんのご紹介を。
田口行弘(たぐちゆきひろ)
1980年大阪生まれ。2004年に東京芸術大学美術学部油画科を卒業後、ベルリンに拠点をかまえてドイツやオランダ、フランス、キューバ、モルディブなど世界各地の展覧会やレジデンス、アートプロジェクトなどに参加。屋外のパブリックスペースでデジタルカメラを用いたストップモーション技法によるアニメーション映像を制作する。日常空間にある既存の物事を少しずつ移動させながら、もう1つのイマジネーション世界への亀裂を生じさせる。周囲の環境や人間関係に介入し関係を作り変えてゆく制作過程そのものが、ワークショップやパフォーマンスの要素をはらんでいる。2008年に文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞およびアジアデジタルアート大賞優秀賞を受賞。2011年には森美術館MAMプロジェクト014で個展。