有馬純寿さん、川崎弘二さんが編者の『日本のライブ・エレクトロニクス音楽』を読む。一柳慧さんが具体音、電子音、通常楽器の演奏などがそれぞれ独立した分野にあり、公共的性格を持っていたため、特別なものであったけど、それが今では限定的で窮屈な場所から解放され、誰もが用いられるような創造の場が生まれたと述べている。現在では自由な場がある。
ふと自分のことにしてしまうと、街の一室からアイデアや考えを巡らして、音の回路やプログラミングを書いて音を作り出すことはある意味で自由さが在る行為だと実感する。
写真は Whitney Museum。