今日家にある手に取った本『身体・気象・言語:田中泯・松岡正剛』(1978年、工作舎)。お2人のダイアローグが収められている、松岡さんの書籍である。言語という波動にのって楽しく踊れた初めての即興だったと語るエピローグに田中泯さんのテキストがある。『始まりも終わりもないインプロヴィゼーション』という題で、松岡さんとの対談の後に、ロンドンでデレク・ベイリーとデュオのパフォーマンスが行われたそう。
以下、引用。
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ロンドンでデレク・ベイリーとデュオのパフォーマンスを持ちました、空中に浮かぶ微細な音粒子を見ます。身体は音粒子によって支えられその粒子性を強烈に印象します。
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身体の記憶、場所の記憶という対話からはじまって、エピローグは「音との即興パフォーマンス」に続いていく。