今日も冬晴れで気持ちよかった。窓を開けて、風を入れながら作業をするのが好きだ。
午前中からドラマ音楽の作曲をはじめていき、夕方にミーティングで一旦休止して、夜にまた再開。日記を始めたとはいえ、今年前半は作曲作業をずっとしているんだろうな。だけど日々、こういう地味な制作の連続でもある。
作るのも大切だけど、一番大切なことはそれらを聴くこと。聴き入ること。数多く作曲をしていながら、かつ散歩しながらサウンドチェックなどをしている。今日は蓮沼フィルの演奏楽曲を3曲スケッチをした。人数が多ければ、コンポジションとアレンジも複雑になって、制作に時間がかかる。譜面作りはこのスピード感になってしまう。
記者会見のニュースを見ていて感じた。想像もしえない言葉がやってきた時にも、その言葉をしっかり聴いて、丁寧な言葉で返したい。行動と言動に年齢や性別はまったく関係が無い。コロナ禍だというのに、社会はなぜ世間を弄ぶように動いていってしまうんだろうか。本質がいつも抽象化されて、時が重なって目の前が見えなくなって、忘れていく。