ABOUT
この番組は、蓮沼執太がニューヨークで収録した音だけでつくられています。ニューヨークの街でフィールドレコーディングした音、現地在住の日本人アーティストへのインタビュー、そしてフィールドレコーディング素材で作られた新曲。これらの音たちは、いったいどんな場所で起こっていたものでしょうか?
それはターミナル駅、美術館、公園、そしてグラウンドゼロ。Googleマップに、訪れた場所をポイントしました。9月11日に東京に生まれた蓮沼執太による、いまのニューヨークをサウンドスケッチ。その追体験を、マップ上でもお楽しみください。
ON AIR LIST
- In Our Sleep / Laurie Anderson feat. Lou Reed / iTunes
- Child Prodigy(feat.Ryuichi Sakamoto) / Arto Lindsay / iTunes
- WTC 9/11:1.911 / Kronos Quartet / iTunes
アルバム「Reich: WTC 9/11, Mallet Quartet, Dance Patterns」から - Paradise Girls / Deerhoof / YouTube
- お留守番 / 赤い公園 / iTunes
- Between Here & There / 蓮沼執太
EXTRA PROGRAM
放送終了後日にスペシャル動画が公開されます2014年9月末公開予定
ARTIST
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近藤聡乃
1980年千葉県生まれ。2003年多摩美術大グラフィックデザイン学科卒業。アニメーション、マンガ、ドローイング、油彩など多岐に渡る作品を国内外で発表している。文化庁新進芸術家海外留学制度、ポーラ美術振興財団の助成を受け、2008年よりニューヨーク在住。著書にマンガ単行本「いつものはなし」(青林工藝舎)、エッセイ集「不思議というには地味な話」(ナナロク社)等。公式HPにてマンガ「ニューヨークで考え中」を隔週連載中。
http://akinokondoh.com -
江口悟
1973年新潟生まれ。日常的な風景を紙で再現し、そのオブジェを輪郭に立体的な絵を描く作品を手がける。School of Visual Arts修了後、ニューヨークにて制作活動を続ける。主な展覧会に「日常/ワケあり」神奈川県民ホールギャラリー(2011年)、「Kunst Nu」ゲント市現代美術館(2009年)、「Things in a Place」MISAKO&ROSEN(2008年)、「Making a Home: Japanese Contemporary Artists in New York」ジャパンソサイエティー(2007年)、銀座メゾンエルメスのウィンドウ・ディスプレイ「プレイフル」(2013年)等。
http://www.nichijo-wakeari.info/ja/artists/eguchi -
サトミ・マツザキ (Deerhoof)
1994年にサンフランシスコで結成以来、真にインディペンデントで自由な精神を守りながらも絶え間なく変化し続けてきた奇跡のロック・バンド、ディアフーフのヴォーカル。その旺盛な制作意欲と尽きることのない音楽的アイデアの豊富さには他の追随を許さないものがあり、様々なバックグラウンドを持つアーティストたちから多大なリスペクトを受けている。天性のポップ感覚とワイルドなロック魂が融合するライヴ・パフォーマンスも圧巻。最新アルバム「La Isla Bonita」(ラ・イスラ・ボニータ)が2014年10月に日本先行発売。
http://deerhoof.net -
大山エンリコイサム
1983年東京生まれ。美術家。
グラフィティ文化の視覚言語を翻案した独自のモチーフ「クイック・ターン・ストラクチャー」を軸に、壁画やペインティング作品を制作。
ほかにもコム デ ギャルソンのコミッション・ワークや理論的テクストの執筆など幅広く活動している。
2012年よりニューヨーク在住。
www.enricoletter.net
蓮沼執太
1983年東京都生まれ。
音楽作品のリリース、蓮沼執太フィル/チームを組織して国内外でのコンサート公演、コミッションワーク、映画、広告、舞台芸術、プロデュース、他ジャンルとのコラボレーションを多数制作する。アルバムに 蓮沼執太フィル『時が奏でる|Time plays - and so dowe.』、4枚組CD『CC OO|シーシーウー』など。近年の公演に『作曲:ニューフィル』(2014年 神奈川芸術劇場ホール)、『Music Today on Fluxus 蓮沼執太vs塩見允枝子』(2013年 国立国際美術館)など。主な個展に『have a go at flying from music part 3』(2011年 ブルームバーグ・パヴィリオン|東京都現代美術館)、『音的|soundlike』(2013年 アサヒ・アートスクエア)、『音的→神戸|soundlike2』(2013年 神戸アートビレッジセンター)、『無焦点|unfocused』(2014年 NADiff Gallery)。著書に『音楽からとんでみる』。現在、アジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC) の招聘でアメリカ・ニューヨークに滞在中。
www.shutahasunuma.com