symphil|シンフィル

symphil|シンフィル

デザイン
佐々木暁
アートワーク
Johanna Tagada Hoffbeck
ミックス
葛西敏彦
マスタリング
Dave Cooley
フォーマット
配信、CD、レコード、カセットテープ

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新しいフィルが5年ぶりに帰ってきた。

前作リリース以降、2019年 FUJI ROCK FESTIVAL’19 への出演、日比谷野音でのワンマン公演、銀座での告知無しで話題となったゲリラライブからはじまり、パンデミック以降におけるNYブルックリンからの蓮沼の帰国、フィルメンバーによるリモート配信シングル「Imr」のリリース、自主ライブ配信公演「#APIスパイラル」、緊急事態宣言中のオーチャードホール公演「○→○」のパフォーマンス、東京2020パラリンピック開会式に出演、ドラマや映画などの劇伴参加、ソロ配信楽曲リリースプロジェクト始動、2022年末の恵比寿ガーデンホール公演「消憶」など。コロナ禍においてもその活動の勢いを緩めるどころか、勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト「蓮沼執太フィル」の約5年ぶりのスタジオ・アルバム。2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている。全10曲収録。

タイトル “symphil” は蓮沼による造語である。”sym-” は「共に」という意味。”phil-” は「何かを愛する」という意味である。これらをつなぎ合わせ「新しいフィル」というニュアンスを込めて『シンフィル』とした。

アルバム全編を通してのテーマは「回復」、「共在」がコンセプト。「自分自身を大切にすること。そして、他者や自分以外の世界を肯定して共に生きること」。現代社会の状況に対して、変化や抵抗などをしようとせずに、どのように寄り添って、理解していきながら、状況を作っていけるだろうか。2022年夏の数年ぶりの蓮沼執太フィルのレコーディング作業、およびレコーディング中の期間しばらく会っていない人々、友人や仲間たちとの対話や喪失などがキッカケとなり、このコンセプトが出来上がった。

アルバムには、先行でリリースされた「HOLIDAY」、「Eco Echo」、「呼応」に加え、羊文学の楽曲に蓮沼執太フィルが参加した「マヨイガ」の本アルバム・ヴァージョンなどの収録に加え、アルバムの最初を飾る軽快な「GPS」、NHK総合ニュース番組「LIVE!ゆう5時」のテーマソングをリワークした楽曲「ゆう5時」、10分を超えるインストゥルメンタルの大作「BLACKOUT」などの全10を収録。ミックスは、メンバーでもある葛西敏彦、マスタリングは、Dave Cooley(デイブ・クーリー)、ジャケットのイラストは、Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)、デザインは、佐々木暁が手掛けている。

Tracklist

01
GPS ジーピーエス
02
ゆう5時 ユウゴジ / 5PM
03
1/2 SLEEP -半分寝てる- ハーフ スリープ / 1/2 SLEEP
04
ヨイガ -PHIL REWORK-(羊文学) マヨイガ フィル リワーク / MAYOIGA -PHIL REWORK-
05
ずっとIMI ズット アイエムアイ / I Mean It
06
#API エーピーアイ
07
呼応 コオウ / Co-Oh
08
BLACKOUT ブラックアウト
09
HOLIDAY ホリデイ
10
Eco Echo エコ エコー