unpeople
- 発売日
- 2023年10月6日(金)
蓮沼執太のニューアルバムが、2023年10月6日にリリース。
2022年9月から配信シングルとして発表されてきた蓮沼執太のソロ・プロジェクトがアルバム『unpeople』としてリリースされました。
今後のプロジェクトは『unpeople』特設サイトからご確認ください。
蓮沼執太のニューアルバムが、2023年10月6日にリリース。
2022年9月から配信シングルとして発表されてきた蓮沼執太のソロ・プロジェクトがアルバム『unpeople』としてリリースされました。
今後のプロジェクトは『unpeople』特設サイトからご確認ください。
蓮沼執太フィル ”symphil” レコード盤が2023年8月5日(土)リリースされます。数量限定生産になりますので、お早めにお買い求めください。
アルバム『unpeople』のアートワークとして収録される池谷による写真作品をはじめ、田中による空間構成、そして蓮沼による音を通して場所と時間の関係性を考察するサウンド作品で「unpeople」を物語ります。断片的な音、写真というメディアの繋がりによって、鑑賞者は、人間の不在を感じながら自らの立ち位置を見出すことで、人間が作る環境とその外側への視点を創造していきます。
POSTでは一般リリース前に「特別盤 unpeople LPボックス」を先行販売します。この機会に、展覧会といち早く届いたニューアルバムの音楽を合わせてお楽しみください。
写真:蓮沼執太フィル メンバー
Shuta Hasunuma:
Rhodes Chroma, Prophet-6, EMS Synthi, Buchla Music Easel, Eurorack Systems, ARP Odyssey, Roland TR-808, Elektron Analog Rytm MKII, Guitars, Sound Objects
All written, recorded, mixed, produced by Shuta Hasunuma
Mastered by Kentaro Kimura at kimken studio
Shuta Hasunuma:
Rhodes Chroma, Prophet-6, EMS Synthi, Roland TR-808, Elektron Analog Rytm MKII, Guitar, Baschet sound sculptures
Jeff Parker:Guitar
All written, recorded, mixed, produced by Shuta Hasunuma
Mastered by Matt Colton (Metropolis Studios)
僕の友だちから「”Irie”でギターを弾いてくれないか」と聞いてきた時は「一体どんな音楽なんだろう?アンビエント、和声的、メロディアス、それともリズミカルな感じかな?」と興味が湧きました。「どんな色を聴き取れるのだろう?」なんてことも考えたり。Shuta の音楽がこれら全ての要素を含んでいることを知った時はとても驚きました。そして今は彼の作り出す音楽的世界観の中で自分も演奏できることにとても感動しています。(ジェフ・パーカー)
波打ち際を眺めながら、波音を聴いていて「こんな音楽が作りたい」と思って “Irie” の原型が出来たのですが、どうもしっくりきませんでした。そこで僕が尊敬しているギタリスト Jeff Parker にギターで自由に音を入れて欲しいとお願いをしました。彼から届いた2種のレイヤーに分かれたギターの音色は、音楽の水面に波動を与えて、本当の「入り江」にようになって、楽曲に息吹を吹き込んでくれました。(蓮沼執太)
Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子
蓮沼執太フィル初となるアプローチである、ストリングス・カルテットでのイントロから幕をあける。この弦楽を蓮沼が自身のシンセシスにより電子的サウンドにトランスレートをして、新時代的な室内楽導入になっている。
続きをみる「半分寝てる」というユニークなタイトルは、蓮沼がコロナウイルス感染中にベッド上での実体験を歌詞にしており、寝たり醒めたりする様子を意味している。メインボーカルは前シングル「GPS」に続き蓮沼と三浦千明が担当をしており、今作はその歌声にエフェクトがかけられた浮遊的な声が聞こえてくるのも今作の聴きどころである。
Shuta Hasunuma:Vocal, Fender Rhodes, Eurorack Modulars, Korg Krome, Korg Nautilus, Strings Effects
Shuta Ishizuka:E.Guitar
itoken:Nord Drum, Percussions
Yoshio Ootani:Saxophone
Fumiya Otonashi:Sho
Yu Ojima:Drums
Toshihiko Kasai:Recording, Mixing
K-Ta:Marimba
Utena Kobayashi:Steelpan
Tomohiko Gondo:Euphonium
Ryosuke Saito:E.Guitar
Hiroki Chiba:E.Bass, Violin, Contrabass
Eriko Teshima:Viola, Violin
Natsumi Miyaji:Flute
Chiaki Miura:Vocal, Trumpet
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra talks about『symphil』part1
蓮沼執太フィル、5年ぶりのニューアルバム『symphil | シンフィル』。タイトルは蓮沼による造語であり、「sym」は「共に」、「phil」は「何かを愛する」という意味。これらを繋ぎ合わせ、「新しいフィル」というニュアンスを込めて、このタイトルが付けられている。
約3年をかけて制作されたニューアルバム『symphil|シンフィル』の発売を記念して、蓮沼執太フィルが「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターに初登場。
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra talks about『symphil』part2
蓮沼執太フィル5年ぶりのニューアルバム『symphil | シンフィル』は、ライブを前提とせずに制作が行われ、シンセサイザーやエレクトリックドラムの割合が増え、電子音楽の側面が強まったことは「part1」でも語られていた通り。その背景について、蓮沼はこんな風にも語っている。
蓮沼執太フィル、ニューアルバム『symphil | シンフィル』のリリースを記念して『シンフィルフェア(SPF)』を代官山蔦屋書店1号館2階音楽コーナーにて開催致します。
続きをみるアルバムジャケットを手がけた、イギリスを拠点としているアーティスト Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)原画展示、新たな蓮沼執太フィルグッズも先行販売。フィルとのコラボレーション麦酒やトートバッグ、靴下などが登場します。4月2日(日)開催されるオペラシティコンサートホール公演と繋がるスタンプラリーも実施します。代官山 蔦屋書店からオペラシティへのコンサートに繋がりましょう。
蓮沼執太フィル初のIPAビールが登場!なぜビール?それは、ニューアルバム収録曲「#API」のタイトルから言葉だけが派生していき見事完成。ゐのすビールとのコラボレーションで、蜃気楼珈琲のコーヒーとパッションフルーツを使っているユニークなビールがフィル特別ラベルによって先行販売されます。
また、美術家・横尾忠則氏と蓮沼執太による対談が収録されているTOO MUCH Magazine issue9のコラボレーショントートバッグも蓮沼執太フィルの特注カラーで販売!
楽曲を聴き、映像を観ながら、なんども反復するリトルネロにみちびかれるように、脳裏にうかぶ言葉やイメージを書きつけていきました。自分のつかう三ヶ国語でつれづれと書いた文字や落書きを、最終的にバランスよく配置しなおすという流れは、アーティストPei-Ying Linがunspeakablnessプロジェクトの作品『Personalised Language』で提示した、自分だけの言語をつくる方法にならったものです。
演奏の現場にはいあわせず、メンバーのだれとも会わないまま書いたものですが、時間と空間を隔てたかれらの存在を感じながら、奏でられる音のひとつひとつに対してあいづちを返すようなプロセスでした。
Dominique Chen
新しいフィルが5年ぶりに帰ってきた。
続きをみる前作リリース以降、2019年 FUJI ROCK FESTIVAL’19 への出演、日比谷野音でのワンマン公演、銀座での告知無しで話題となったゲリラライブからはじまり、パンデミック以降におけるNYブルックリンからの蓮沼の帰国、フィルメンバーによるリモート配信シングル「Imr」のリリース、自主ライブ配信公演「#APIスパイラル」、緊急事態宣言中のオーチャードホール公演「○→○」のパフォーマンス、東京2020パラリンピック開会式に出演、ドラマや映画などの劇伴参加、ソロ配信楽曲リリースプロジェクト始動、2022年末の恵比寿ガーデンホール公演「消憶」など。コロナ禍においてもその活動の勢いを緩めるどころか、勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト「蓮沼執太フィル」の約5年ぶりのスタジオ・アルバム。2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている。全10曲収録。
タイトル “symphil” は蓮沼による造語である。”sym-” は「共に」という意味。”phil-” は「何かを愛する」という意味である。これらをつなぎ合わせ「新しいフィル」というニュアンスを込めて『シンフィル』とした。
アルバム全編を通してのテーマは「回復」、「共在」がコンセプト。「自分自身を大切にすること。そして、他者や自分以外の世界を肯定して共に生きること」。現代社会の状況に対して、変化や抵抗などをしようとせずに、どのように寄り添って、理解していきながら、状況を作っていけるだろうか。2022年夏の数年ぶりの蓮沼執太フィルのレコーディング作業、およびレコーディング中の期間しばらく会っていない人々、友人や仲間たちとの対話や喪失などがキッカケとなり、このコンセプトが出来上がった。
アルバムには、先行でリリースされた「HOLIDAY」、「Eco Echo」、「呼応」に加え、羊文学の楽曲に蓮沼執太フィルが参加した「マヨイガ」の本アルバム・ヴァージョンなどの収録に加え、アルバムの最初を飾る軽快な「GPS」、NHK総合ニュース番組「LIVE!ゆう5時」のテーマソングをリワークした楽曲「ゆう5時」、10分を超えるインストゥルメンタルの大作「BLACKOUT」などの全10を収録。ミックスは、メンバーでもある葛西敏彦、マスタリングは、Dave Cooley(デイブ・クーリー)、ジャケットのイラストは、Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)、デザインは、佐々木暁が手掛けている。
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「LIVE ARCHIVES 2019-2022」
※ライブ公演のアーカイヴスDVD(全6曲程度収録予定)[対象期間]2023年2月19日(日)まで
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra talks about『symphil』part3
蓮沼執太フィル5年ぶりのニューアルバム『synphil | シンフィル』のコンセプトについて、蓮沼は「回復」と「共在」という言葉を挙げている。「自分自身を大切にすること。そして、他者や自分以外の世界を肯定して共に生きること」。全員インタビューの最終回では、この5年間の中でメンバーそれぞれの日常で起きた「回復」と「共在」のエピソードを紹介する。
3月22日に5年ぶりとなるアルバム『symphil|シンフィル』をリリースし、4月2日には東京オペラシティコンサートホールでライブを開催と、蓮沼執太フィルが全開モードになる中、実はソロプロジェクトも着々と進行していた。昨年9月から配信シングルとして連続リリースしていた音源を、アルバムとしてまとめて作品化するというのだ。それぞれ曲調の異なる作品群はフィルに慣れた耳には新鮮で、蓮沼執太というミュージシャンの幅広さに改めて気づかされることだろう。このタイミングでソロ作品の制作に向かう意図について、「育ての親」的存在の佐々木敦さんと語り合ってもらいました。
フィル年長者メンバーの視点から蓮沼執太フィルを語る会。
トークイベント会場では、ニューアルバム収録曲「♯API」のタイトルから派生し、誕生したIPAビール「フィル#IPA」を販売いたします。特別なビールを飲みながら、オペラシティコンサートに繋がるトークイベントをお楽しみください。
先日ついに発表された蓮沼執太フィルの新作『symphil|シンフィル』。しかし、その準備するかたわら、蓮沼執太は昨年9月からソロ名義の音源を配信のみで連続リリースし、それらをまとめて1枚のアルバムにするという計画が進行中だ。前回は、なぜ今そのようなプロジェクトを立ち上げたかを、活動初期から蓮沼執太を見守り続けている「育ての親」的存在の佐々木敦さんと語り合いましたが、今回は現時点で発表済の6曲がどのような成り立ちなのかを、佐々木さんの質問に答える形で1曲ずつ解説していくことにします。
メンバー全員揃ってのリハーサルに、小山田さんにも参加いただきました。いよいよ本番です!
当日券も販売します。
蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ」
2023年4月2日(日) 開場16:30 / 開演17:30 / 19:30終演予定
東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
ゲスト:小山田圭吾(Cornelius)、渡邉清人(オルガン奏者)
チケット
Buy Ticket
写真:後藤武浩
メンバー全員揃ってのリハーサルに、小山田さんにも参加いただきました。いよいよ本番です! 当日券も販売します。
音楽に、芸術に、ここまでひらかれている場所は日本にあるだろうか。
続きをみる東京オペラシティには芸術の精神を感じます。新国立劇場があり、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)があり、アートギャラリーがあり、そしてコンサートホールがある。
この空間に入ると、音が鳴っていなくても「音楽」を感じます。この中にいるすべての人が発信体になって、自分が音楽の一部になった気持ちがします。天井にある三角の窓は空につながり、「天然木」で作られた空間の中で自然に溶け込みます。
すべてが音楽のために在る、東京オペラシティコンサートホールで行われる『ミュージック・トゥデイ』。子どもから大人まで、そして学生でも、音楽に、芸術に、触れる機会を可能な限り作りたいと思います。普段、コンサートに足を運ぶ機会が少ない方もぜひご来場ください。みんなで2023年の響きを作りたい。コンサートホール「タケミツメモリアル」でお待ちしています。
(蓮沼執太)
アルバム” symphil”より「GPS」のライブ映像を公開。4月に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルで演奏されたライブ映像です。
セットリストと開場時に流していたBGMプレイリストを公開しました。
続きをみる1st set
2nd set
初のフィールド・レコーディング音源が2023年6月13日にリリース。世界文化遺産となっている熊野古道を歩きながらフィールド・レコーディングを行ったもの。今作は2日間のフィールドワークから熊野古道の6箇所の環境音がひとつのトラックとして構成された楽曲である。熊野古道の滝尻王子、水呑王子、高原霧の里、川湯温泉、大斎原、熊野川・音無川・岩田川の合流点などのレコーディング。
3月に逝去された坂本龍一氏の活動は、その全貌を知ることは不可能と思えるほど実に幅広いものでした。その一端に少しでも触れるべく、御茶ノ水RITTOR BASEは、21世紀に入ってからの作品を映像で振り返るイベントを企画。その第一弾として坂本氏が追い求めた“サウンドとノイズ、ミュージックの境目”についてのアプローチを体感できる5作品を5日間にわたって上映します。
蓮沼執太の最新インタビューがTOKYO ART BEATにて掲載されました。7月に神戸で開催される展覧会やパフォーマンスに関しても話しています。
7月は神戸にて蓮沼執太の展覧会や新作実験、パフォーマンスなどが行われます。ぜひ足をお運びください。
解説をみる
D DE DEL DELA DELAY
横尾忠則現代美術館での新作サウンド・インスタレーションは、横尾忠則の肉声のみを使った「遅延」による「意味」の境界をさぐる新作です。
Border -studies-
OBG eu. での新作実験「Border」は建築家・片田友樹との共同作業による、山と海に囲まれた神戸の環境から「水」をテーマにした作品スタディーを展示します。
Screening “Meeting Place” with Masanao Hirayama
アーティストの平山昌尚がデザインを手掛けているカフェDORSIA(ドーシア)にて、蓮沼執太フィルの楽曲「Meeting Place」の映像モチーフを拡大した特別バージョンのスクリーニングを営業中店内でプロジェクションします。このスクリーニングのために特別にアレンジされた新しい「Meeting Place」とともにお楽しみください。
KEIJI HAINO SHUTA HASUNUMA
灰野敬二と蓮沼執太は近年独自のペースでコラボレーションを続けています。蓮沼の展示空間内でのパフォーマンスを行います。募集締め切り。
Someone’s public and private / Something’s public and private
2019年にニューヨーク・トンプキンズ・スクエア・パークで行った1日のみの展覧会プロジェクトを神戸で開催します。(協力:KIITO)
横尾忠則の肉声だけで構成されたサウンド・インスタレーションを発表します。
「蓮沼執太 サウンド・インスタレーション」(7月11日〜17日)と連動した一夜限りのパフォーマンス。
2017年の初セッション以来、じっくりと親交を深めてきた灰野敬二をゲストに迎えたコラボレーション・ライブです。
2022年9月から配信シングルとして発表されてきた蓮沼執太のソロ・プロジェクトがアルバム『unpeople』としてリリースされます。「純粋に自分のための音楽」として作り続けていたのが、このアルバムです。
参加ゲストは、 International Anthem や Nonsuch Records からの作品リリースで知られるギタリスト Jeff Parker(ジェフ・パーカー)、ライブでも共演をしている Cornelius 小山田圭吾、蓮沼と不定期にコラボレーションを続ける灰野敬二、NY在住ドラマー Greg Fox(グレッグ・フォックス)、KOM_I(コムアイ)、沖縄在住の新垣睦美、蓮沼執太フィルのギタリスト石塚周太と邦楽器の笙を演奏する音無史哉。
テクノ、アンビエント、ジャズ、ポストクラシカル、現代音楽までも内包しているサウンドワークは、蓮沼執太自身の多岐にわたる活動のように、自由で風通しの良い音の響きを創出したアルバムになっています。